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バックスウィングがしっくりこない原因の究明

2017/10/15 (日)

最近ゴルフが不調です。昨日久しぶりに練習場に行ったら運良くレッスンプロからワンポイント アドバイスをもらえて目から鱗が落ちたのでメモしておきます。

不調の原因

シングルの人と追加ハーフを回ったら「もっと縦に振ってほしいのよ~、フェースは開いちゃだめよ~」と指摘され、テイクバックで飛球線と平行の時にリーディングエッジが11時になるよう治したらSWのボールも真っ直ぐ、飛距離も戻って改善できました。

と 7月9日に Facebook へ書いたのですが、その後これを意識するほどスウィングがおかしくなってついには 9月末ラウンドで OBを 6回出してしまい百十の王になってしまいました。そのままクラブを握っていませんが、今週末に同伴者を暖かく見守る側としてラウンドする予定なので、このままだと暖かく見守るどころではないです。ということで久しぶりに練習場で打ってきました。

原因究明するべく三脚とスロー撮影可能なカメラで自分のスウィングを見ては打ちを繰り返したけど、解決できません。悪いところはたくさんありますが、今直したいところは特にこの三点です。

隣の打席でレッスンしていたのですが、その人が終わった後レッスンプロが暇そうにしていたので「ワンポイント レッスンはいくらですか?」と声をかけたら、「私は練習場所属ではなく個別契約しているので、すぐにレッスンはできません。」と言われてしまし、その場でレッスン受講することはできませんでした。が、その後名刺をもらったので、「今オーバースウィングが課題だと思っているのですが、バックスウィングでどこにクラブを持って行けばいいのか分からなくて困ってるんです。」と話したら、「次の受講生がまだ来ていないので、少し打ってみてください。」と言われて見てもらえることになりました。

2、3球打ったのをみてもらうと、「オーバースウィングよりも、テークバックで体が回っていない方が問題と指摘され、その原因としてボールを見続けているから、と説明されました。

  • ボールを見る(ルック)

これはゴルフを始めて最初に習ったり読んだりしたでしょうが、インパクトからフォローまでボール(の置いてあった場所)を見続けると、体は回らず手打ちになってしまいます。それは頭では理解していましたが、テークバックからバックスウィングまではボールを見続けるものだと思っていたら、その理解が違っていました。

テークバックの視野

頭の位置を固定して(視野を変えずに)ボールを見続けたままテークバックすると、肩を回さずに腕だけでクラブを持ち上げようとして、結果としてリーディングエッジが開いたりオーバースウィングになっているとのことでした。一人称目線になるとこんな感じになります。頭は固定なのでクラブは動くけど視野は変わりません。

しかし実際は背骨を軸にして回転するのだから、背骨から 20cm ぐらい前にある眼球から見ると、半径 20cm分動くはず、そうするとこんな目線になります。

この目線移動は誇張していますが、多少視野が右にずれてきます。これで肩がきちんと回っていることになると教えていただきました。やり過ぎるとスウェイしてしますので、右足が右にずれないようぐっとこらえます。

肩が回る感覚を覚えるためのエクササイズとして、左手で右太もも外側(ハムストリングスあたり)を触るようにすると肩が回せられると教えていただきました。クラブを構えた時の視線を同じままでこの姿勢を取るのは無理だということが分かります。

バックスウィングのエクササイズ

これまでティーショットのドライバーでしっくり来るテークバックは 1ラウンドに 1回ぐらいの頻度だったのですが、その理由が分かったかもしれません。

インパクトからフォロー

インパクトに向けて左足に体重が移動することはもちろんですが、ボールビハインド(目線より先にボールとエッジが左にいく)できていないとグリップが開いたままインパクトしてしまい、スライスが出てしまいます。

グリップが先行するとエッジが開く

私は体が硬いので、ボールの置いてあった場所を見たままフォローを迎えると手打ちになってしまいます。なので、イメージとしてはフォローではボールが置いてあった場所ではなく、飛んでいった方向のボールを見る、という感覚になります。このとき速く目線を上げてしまうとセオリー通りトップになってしまうので、クラブを見る、というイメージにしています。

フォローでシャフトが飛球線を向いたらとんだ方向を見る

しばらくこれに集中して練習していきます。

まとめ

今回の指摘ポイントは、漫画レッスン宮里道場で読んだ記憶があるので知識の中には入っていたけど、自分のスウィングを見ただけではそれに紐付けることができずに闇の中へ。今回指摘していただいたプロはすぐに原因を見つけ出して直すべきポイントを指摘できるのは流石だと思いました。レッスンも色々習ってきたけど、この方は的を射ているなと感じました。ゴルフを短時間で上達するならきちんと教えてくれるレッスンプロに習った方がいいですね。

ただし、今回習ったポイントもやり過ぎは禁物。頭を動かしてもいいと言われたけれど、動かしすぎるとスウェイして傾向になるところに注意が必要です。

この記事はレッスンプロから習った内容を独自に理解してまとめたものです。記事の内容を参考にする際は自己責任でお願いします。

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

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