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ライブ配信環境を考える(その1)

撮影機材

先日キャンプ場から YouTube ライブ配信を試みたものの、回線が重くて「映像」としての配信できない状態となり、本番に向けて大きな課題を残すことになってしまいました。

ということで、これからライブ配信の本番に向けて試行錯誤していく過程をメモしていきます。第1回目は機材周りです。

目標

ここで目指しているライブ配信は、

  • ある程度の人数が集まってプレゼンやらを行うイベント
  • イベントは野外で夜に行う
  • 電源は自給
  • PC画面と会場の様子を切り替えて配信

を想定しています。また、機材はあるものをできる限り使って予算を抑える方針です。

カメラ

カメラワークをしたかったので、4カメを用意しましたが、すべてのカメラを配信用PC で処理すると重くなるので、入力ソースは 2つとして、メインのカメラと、その他の入力ソースは HDMI切替機で選択するようにしました。

  • 入力1:PC に直接接続した Webカメラ
  • 入力2:HDMI切替機で他3台のカメラ+プレゼン用PC を切替機で変更

入力1 を全画面表示。参加者と正対して全員の顔が映るようにします。

配信画面(カメラ全画面)

配信画面(全画面表示)

入力2 を全画面表示、入力1 をワイプ。入力2 は Webカメラ1 を選んでいます。

配信画面(ワイプ1)

配信画面(ワイプ1)

入力1 を全画面表示、入力2 をワイプ。入力2 はプレゼン用PC の画面を表示。

配信画面(ワイプ2)

配信画面(ワイプ2)

入力2 を全画面表示、入力1 をワイプ。入力2 はプレゼン用PC の画面を表示。

配信画面(ワイプ3)

配信画面(ワイプ3)

入力2 に繋がっているプレゼン用PC の画面はプロジェクター スクリーンにも映し出されるので会場の人も盛り上がれます。

プロジェクター スクリーン

まとめ

今回は機材の構成とカメラ ワークについて紹介しました。図示するとこんな感じです。

ライブ配信環境

ライブ配信環境

動画に適していないカメラとかありますが、そこは可能な限り今あるものでなんとかした結果です。モバイルバッテリーを駆使すれば外部電源不要で 3時間以上の配信ができる計算です。

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

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