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音楽における黄金比 1:1:2

2019/6/30 (日)

少し前の話になりますが、今年の GIS コミュニティフォーラムに参加していた友人と彼と共に参加した方々とイベント終了後に懇親会と称する呑み会がありました。そこで知り合った北海道小樽市の作曲家、中村友さんから教えていただいた音楽にまつわる法則です。

名曲は黄金比でできているの法則

名曲には 1:1:2 という黄金比がある

1対1対2、言い方を変えるとホップ ステップ ジャンプ。

例えば、下の 2曲の冒頭を聴いてみてください。

  • トルコ行進曲
    (タラララタン、タラララタン、タラララタラララタラララタン♪)
  • 翔べガンダム
    (もえあがーれー、もえあがーれー、もえあがーれーガンダムー♪)

全く違うジャンルの曲ですが、両曲とも冒頭で 2回同じメロディーが流れた後に少し違ったメロディーが流れます。

曲には、Aメロ、Bメロ、サビといったパートがありますが、Aメロを繰り返してサビ、というのも 1:1:2 の法則です。それだけではなく、細かく見ていくと Aメロの中にも 1:1:2の比率でメロディーが構成されています。まるでフラクタルです。

「繰り返してずらす、前のを引き継ぎつつ、ずらす。それは、3回目で印象を変えるから。」

2回繰り返され、3回目も繰り返しを期待しているところで変化が起こる意外性という印象を与える。これが 1:1:2 の法則だそうです。

そうえば、3回繰り返すは田中公平氏も公言しています。

アニソン繰り返しの法則

アニソン繰り返しの法則、2回だとオシャレになる 3回だと熱くなる

著名な作曲家である田中公平氏のブログでも取り上げられており、先日 NHK で放送された全マクロス大投票に田中公平氏が出演された際も熱く解説されていました。

印象に残るアニソンは、必ず 3回繰り返すのだそうです。

「3回繰り返す」については田中公平氏のブログやテレビでも解説されていますが、長さの比については触れてはおらず、インターネット上を探してみましたが拍の長さに関する内容は見つけられませんでした。中村さんご自身も、ベテラン含む他の作曲家さんにこの法則について話すと、言われて初めて気づかれるそうで、中村さんがオリジナルで発見した法則ではないか、とのことでした。

音楽以外にも存在する 1:1:2 の黄金比

「3回目も同じだと思ってたけど、3回目を変えて意外性を作る。これってお笑いも同じかも。」呑み会の中でこんな意見もありました。

「べっぴんさん、べっぴんさん、一つとばしてべっぴんさん。」

たしかに。

「これってプレゼンにも通じますね。」

2回目まで同じことを強調し、3回目は少し印象を変えた内容を言うことで印象に残るプレゼンになりますね。

おわりに

ということで、作曲家 中村友さんが提唱される「音楽における 1:1:2 の黄金比」について解説しました。作曲を仕事にしている方と話すのは初めてだったので、他にもいろいろ興味深いお話をしてもらい楽しかったです。

私は学問としての音楽にも興味があり、昔音楽の道に興味を持ったことがあります。それがなければ地理学を専攻することもなかったし今の GIS 人生もありませんでした。

中村さんはドローンや 360度カメラなど、映像と音楽の製作を受け持つ会社を経営されています。

あと、DTM に関する YouTube チャンネルも教えてもらったので掲載しておきます。

  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『"地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

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