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IRasterDataExclusion の利用

2007/2/5 (月)

久しぶりに初登場のインタフェースと接近遭遇しました。ラスターを分類表示する際に値を除外するのに使用するものだけど、ArcMap の GUI でも使用したことがありません。シンボル分類で値の除外はよくてベクトルデータで使用するぐらいですが、ラスター レイヤーでもできるんですね。

概要

属性テーブルをもったラスタ レイヤを分類表示する際,値からデータの除外を行うのに使用するインタフェース。

ArcMap GUI での操作

[ArcMap] → ラスター レイヤーのプロパティ → [シンボル] タブ → 表示:[分類] → [分類]ボタン] → [除外]ボタン → [値]タブ → [除外する値]

使用方法

IRasterDataExclusion::ExcludeRanges:範囲を追加するプロパティ
IRasterDataExclusion::ExcludeValues:値を追加するプロパティ

各プロパティにはDouble型で配列宣言した変数をセットする。ExcludeRangesは開始値・終了値をペアで追加する。

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

-プログラミング, ArcGIS
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