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ジョンソンの定理

2014/3/13 (木)

最近は Google Maps などで高解像度の衛星画像が閲覧でき、おおむね普段関わる地物を認識することができるようになりました。しかし、無償でダウンロードできる衛星画像の解像度はまだまだ低いものが多いです。最新のランドサット8号だと分解能 30m(パンクロで 15m)です。

では、どの程度の解像度で地物の認識ができるのでしょうか。低い解像度の画像だと大きな地物は認識できるけど小さな地物は認識できません。解像度が高くなるほどより地物の種類や形状などより詳細な情報が入手できます。これを体系化したものがジョンソンの定理(ジョンソンの法則、Johnson Criteria)です。

参考文献を元に作成された図がこちら。

この図によると、飛行場や基地などは 100m 解像度で有無を認識でき 10m 解像度で詳しく識別できる、人は1m 未満の解像度がないと認識ができない、ということが分かります。

出展が米軍なので軍事関係の地物ですが、道路や橋梁などについてもこのような指標があるそうです。

参考文献:
J. Johnson, "Analysis of Image Forming Systems," Proc. Image Intensifier Symposium, US Army Engineer Research and Development   Laboratories, Fort Belvoir, Va., 6-7 Oct. 1958 (AD220160).

  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『"地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

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