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ケッペンの気候区分をトレースする

2007/7/5 (木)

来月地理の先生向けに授業をすることになり、授業のネタとデータ作りに頭を悩ませてます。

昔高校の地理で習ったケッペンの気候区分図を他の主題属性と重ねるとおもしろい結果がでるのではないかと思い、シェープファイルやジオリファレンスされたラスタがないか探しましたが見つかりませんでした。世界の誰かが作ってても良さそうなものだが見つかりません。見つかったのは凡例付きの画像と、月別降水量・気温から気候区分図を作成するジオプロセシングモデルのみ。ジオプロなんて作り方じゃなくて結果をよこしなさいと。

 

凡例付きの割と解像度が高い画像がここにあったのでトレースして作ることにしました。ラスタのトレース作業は学生以来で、沸々と昔の記憶がよみがえってきました。大陸別の世界地図シェープファイルをポリゴンの切断ツールを使って区域ごとに分割していきます。

今日は北アメリカ大陸をなぞって終了。そういえば昔効率よくトレース作業をするためのスーパーツールを開発したことを思い出しました。このネタはいつか披露します。

ところで、昔小学校の国語の教科書で習った大陸移動説を唱えたウェゲナーを覚えているでしょうか? ウェゲナーはケッペンの娘と結婚したので義理の親子になります。トリビア。

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

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