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謹賀新年

2008/1/1 (火)

あけましておめでとうございます。今年も1年よろしくお願いいたします。

 

ということで、今年の年賀状の絵柄です。今回はデザイン用に仕事で作った地図に手を入れて作りました。夜の世界。

非常に専門的ですが、使ったデータは

・1km精度の人工衛星画像
・5km精度の人工衛星夜間画像画像
・30秒標高メッシュデータ(ETOPO30)(海底高を含む標高データ)

で、これらのデータをSpatial AnalystのCON関数という、ラスタから特定値のみを抽出する関数を使って夜間の光っている部分、標高データの海底部分だけを抽出し、レンダリングをかけて半透明で重ね合わせました。あとはリアルタイム投影変換で表示してエクスポート。
こんなことででもしないとSpatial Analystを使う機会がないのでいい勉強になりましたw

はがきで届いた人には見にくかったかもしれないけど、日本は狭い国なのにほんと明るい。電気使いすぎ。それに比べて北朝鮮は平壌以外はほんと暗すぎ。これが世界の経済を示しているのでしょう。

フラー図法とは、フラーさんがつくった正十二面体を構成できる図法で、別名ダイマクションマップとも呼ばれています。Arcにはこんなマニアックな投影法まであるんだなと感心した1枚です。(今回の図の元になった画像はこんな感じです。)

あと、こんな資料があったので使わせてもらいました。
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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

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