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IMap::Layers プロパティの第 1 引数に指定する UID を検索する方法

2016/9/1 (木)

IMap::Layersプロパティの第1引数に指定するUIDを検索する方法

■UIDを検索するツール
UIDSearch.exe


第1引数を指定することにより、取得対象のレイヤを限定することができます。ここには、各インタフェースに割り当てられているUIDを指定します。

インタフェースに割り当てられているUIDの取得方法は以下のとおりとなります。
1.レジストリエディタを開く
2.\HKEY_CLASSES_ROOT_Interface\ にカーソルを合わせる
このカテゴリ内に各インタフェースのUIDを記述しています。
3.[編集]メニュー>[検索]から、以下の条件で検索
検索する値:{インタフェース名}
検索対象:{データ}のみにチェック
4.検索結果の{値}をコピー

例:サンプル掲載のUID
{6CA416B1-E160-11D2-9F4E-00C04F6BC78E} IDataLayer
{E156D7E5-22AF-11D3-9F99-00C04F6BC78E} IGeoFeatureLayer
{34B2EF81-F4AC-11D1-A245-080009B6F22B} IGraphicsLayer
{5CEAE408-4C0A-437F-9DB3-054D83919850} IFDOGraphicsLayer
{0C22A4C7-DAFD-11D2-9F46-00C04F6BC78E} ICoverageAnnotationLayer
{EDAD6644-1810-11D1-86AE-0000F8751720} IGroupLayer

サンプルに掲載されていないUID
{40A9E885-5533-11D0-98BE-00805F7CED21} IFeatureLayer

IMap::Layersの引数はオプションですので、何も指定しなえればすべてのレイヤを返します。
また、第2引数をTrueにすることで、グループレイヤ内のレイヤも取得するようになります。

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

-プログラミング, ArcGIS
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