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俺と Gateway

最初に手にした自分のパソコンは Gateway(ゲートウェイ)だった。

実家は PC-8801、PC-9801VX、PC-9821RA と当時の国内 PC デファクトスタンダードに準拠していたので、親父は当然 NEC を強く勧めてきたけど、当時の NEC は DOS/V 完全互換ではないところがあったので、将来を考えて NEC は避けることにした。

印刷は終わってしまった週刊アスキーやら雑誌を読みまくると値段とスペック的に Gateway(当時は GATEWAY2000)がいいんじゃないかとなって大学の入学祝いとして祖母から買ってもらったのが初めて手にした PC だった。

通販なので自宅に届いたらすぐに開封して初期設定。当時は Windows 98、親父からもらったフロッピーディスクを使おうとしたらディスクが認識されないトラブルに見舞われる。

ゲートウェイの魅力のひとつにフリーダイヤルでサポートし放題というのがあったので、電話して待機。担当に繋がるまでに小一時間かかったけど、通話料無料なのは大きかった。

問題の原因は親父からもらったフロッピーディスクが PC-9821 のフォーマット 1.22MB で、ゲートウェイのパソコンについてたドライブは 1.22MB は認識できなくて 1.44MB でフォーマットが必要ということだった。

大学入学前の時点では 1MB は 1.00 MB だと思ってたのでこんなフォーマット規格があることを知ったのがはじめて外から得た知識だったと思う。

それから何回かサポートに電話して質問したことがあったけど、良い勉強になった。

その後 PC-98 の時代が傾いた頃、実家のパソコンもゲートウェイに更新されてた。

マイパソはノートPC、デスクトップPC をゲートウェイにそろえ、在学中に日本から撤退した後も、自作PC 用の筐体はゲートウェイを卒業まで使い続けた。

今手元にあるのはカウスポットのキーホルダー、マウスパッド、レジャーシート、あとデスクトップPC が梱包されてたカウスポット デザインの段ボールが残っている。

懐かしい思い出。

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

-思い出

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