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3D 表示に関する設定

2016/9/1 (木)

ArcSceneの表示で最低限必要なパラメータは観測点位置、目標点位置、視野角、ロール角(ステレオ表示の場合は眼間隔・視差・表示方法)です。その他の設定は基本パラメータに影響を与える関連設定となります。ArcObjectsを使用すると設定可能なパラメータは増えますが、こちらも同様に基本のパラメータに影響するもので、ユニークな設定ではありません。

ArcSceneでの設定項目:9項目

ArcScene > 表示 > ビューの設定 設定可能項目

マニュアル

「ArcGIS 3D Analyst ユーザーズ ガイド」の第7章:3Dビジュアライゼーションに記載されています。
(ヘルプの場合は、「エクステンション」>「3D Analyst」>「3Dの環境の表示」)

「ビューの設定」ダイアログに関しては、207~209ページに記載されています。
(ヘルプの場合は、「エクステンション」>「3D Analyst」>「3Dの環境の表示」>「ビューアの設定の変更」)

位置
観測点(X・Y・Z)
目標点(X・Y・Z)

表示特性
表示方法(三次元表示・二次元表示・ステレオ表示)
ロール角度とピッチ(ロール角度・ピッチ角度)
視野角

ステレオ表示(表示特性-表示方法をステレオ表示に設定時)
メソッド(ShutterGlass・Red/Blue anaglyph・Free)
眼間隔
視差
左右のビューを反対にする

3D表示に関する設定

ArcObjectsによる設定:16項目

-ICamera

Azimuth :水平角

DisplayType :表示特性-表示方法(ステレオ・非ステレオ)

Inclination :鉛直角

Observer :観測点(X・Y・Z)

ProjectionType :表示特性-表示方法(三次元・二次元)

RollAngle :ロール角

Rotate :回転

Target :目標点(X・Y・Z)

UpDirection :3次元ベクトル方向(3DVector)

ViewFieldAngle :視野角

ViewingDistance :観測点と目標点の距離

-IStereoCamera

EyeSeparation :眼間隔

EyeType :眼種別(左・右)

LRViewFirst :最初に表示する眼種別(左・右)

Parallax :視差

StereoViewType :ステレオ表示-メソッド

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

-プログラミング, ArcGIS
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