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東京マラソンへの道(その4) 皇居ジョギング

2009/2/4 (水)

先週末の神奈川マラソンを走って「このままじゃやばい」ことを身をもって感じたので、仕事帰りに毎日走ることにしました。会社が皇居の近くにあるので、巷で流行ってる皇居ジョギングをはじめました。とりえあず月曜日から今日までの3日間は続けて走れました。

koukyo

この図は月曜日に走ったときのGPSログで、南東を起点に反時計回りに走りました。一週約5kmとちょうど良い距離ですが、最大高低差が90mと結構なアップダウンがあります。

ちなみに、グラフ中の「楕円体高」は「標高」とは異なります。標高は、通常「重力均衡面=ジオイド」からの高さで求められます。普段使う「海抜何m」という高さはこの「標高」を求めた値です。ただし、日本の標高は日本水準原点から水準測量によって求められた水準点を基準に求めるように決められているので、地形図に書かれている標高とジオイドからの高さは必ずしも一致しません。それに対してGPSの測定で求められる高さは地球の「回転楕円体」からの高さが求められます。最近のGPSでは、「標高」を求めることができる機種もあるため、GPSで標高を求めるには注意が必要です。GPSで求められる「楕円体高」から「標高」を求めるには、その場所の「ジオイド高」を引けばよくて、東京付近だと約30mジオイド高を引けば算出できます。この測定結果が正しければ皇居付近は海抜0m以下があることになります。この辺の解説は図で示すとわかりやすいのですが、今日は走って疲れてるのでまた今度。

平日毎日走ると決めたのですが、明日の晩から長野の友人のところへスキーに行ってくるのでとりあえず今週の運動は終了です。次は来週の月曜日から再開ということでがんばります。

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

-GIS, マラソン

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