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流線図(フロー図)作成 ツール

ライン フィーチャの始点と終点を、指定したパラメーターでカーブを描くように結んで描画するツールです。流線図(フロー図、フローマップ)の作成に使用します。

ダウンロード

使用方法

  1. ZIPファイルをダウンロードし、適当なフォルダーに解凍します。
  2. ArcGIS Pro を起動してプロジェクトを作成し、[カタログ] ウィンドウ → [ツールボックス] を右クリックし、解凍したフォルダー内にある「Toolbox.tbx」を参照します。
  3. 入力用フィーチャとして、数値型の属性を持ったライン フィーチャクラスを用意します。属性値は、一般的にラインの距離を入力しておきます。
  4. Toolbox.tbx → 「流線図の作成」ツールをダブルクリックして起動します。
  5. ジオプロセシングで各種パラメーターを設定し、[実行] ボタンを押します。
    [流線図の作成] ツール

    [流線図の作成] ツール

  6. マップを開いていた場合は、設定によって作成されたフィーチャクラスがマップに追加されます。

    処理結果

    処理結果

パラメーター

 

パラメーター

説明データ タイプ
入力フィーチャ
input_features
入力フィーチャ レイヤー。投影座標系でライン タイプのみ指定可能。フィーチャのジオメトリは始点と終点のポイントしか使用されません。FeatureLayer
出力フィーチャクラス
output_featureclass
出力フィーチャクラス。Featureclass
曲線タイプ
arc_type
曲線の種類。以下の文字列を指定。詳細は補足説明を参照。

  • LINE
  • CIRCULAR
  • ELLIPTIC
  • BEZIER1
  • BEZIER2
  • BEZIER3
  • BEZIER4
  • BEZIER5
  • BEZIER6
String
係数フィールド
factor_field
曲線の計数を設定するための数値型フィールド。フィーチャ個別に計数を変更することも可能。foctor_field 値をフィーチャ毎に正負で指定することにより、ラインの進行方向の右手側に曲線を描くか、左手側に曲線を描くかを決める。値が大きいほど大きな曲線を描く。Field
係数 (1/f)
factor_value
factor_field で指定した値に一律の係数を設定するための値。係数は逆数となる。factor_field が正で、factor_value が負の場合はすべてのフィーチャに対して逆側に曲線が描かれる。Double
4象限の使用
use_quadrant
曲線の向きを4現象に応じて指定。詳細は補足説明を参照。String
オフセットX距離
offset_x
use_quadrant を指定した場合、仮想的に始点の X座標をシフトさせ、四現象に応じた曲線の向きを制御するために使用。Double
オフセットY距離
offset_y
use_quadrant を指定した場合、仮想的に始点の Y座標をシフトさせ、四現象に応じた曲線の向きを制御するために使用。Double
頂点を挿入
use_densify
作成した曲線に頂点を挿入し、直線の集合に変換する。データ作成後に投影法を変更する場合に使用。Bool

補足

曲線タイプ (arc_type)

arc_type で指定する文字列に応じて、図形が作成されます。曲線の曲率は、指定した係数フィールドと係数の値によって決まります。係数が正の場合は進行方向の右手側に曲線を描き、負の場合は左手側に曲線を描きます。

4象限の使用 (use_quadrant)

use_quadrant パラメーターが NONEの場合、ラインの進行方向の左手側を正とした曲線を描きます。X を指定した場合、X軸寄りに曲線を描き、Y を指定した場合、Y軸寄りに曲線を描きます。分布が東西方向に広がっている場合は X の指定が適しており、南北方向に広がっている場合や Y の指定が適しています。

オフセット (offset_x, offset_y)

始点の仮想位置を指定した値でシフトさせることにより、四象限の曲線方向を制御できます。

パラメーター offset

パラメーター offset

手動操作による編集

ツールによる処理でも期待通りに曲線が描けない場合は、フィーチャの編集機能で修正してください。曲線を CIRCULAR に指定した場合は、ドラッグで円の半径が変更できます。曲線を BEZIER に指定した場合は、コントロールポイントを操作してスムースな曲線を描くことができます。

更新履歴

  • 2020-02-04
    • 新規作成
  • 2020-02-11
    • パラメーター ELLIPTIC, BEZIER6 を追加
    • 直線以外のセグメント使用時のエラー制御を追加
  • 2020-02-12
    • 係数フィールドの未指定に対応
    • use_quadran のデータ タイプを変更
    • BEZIER5,6 でコントロール ポイントが正しく設定されない問題への対応

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  • この記事を書いた人

羽田 康祐

呉市生まれ広島市出身。Esri認定インストラクター、GIS上級技術者、測量士補、潜水士。GISy / GISc とその関連分野である地理学・地図学について日々の出来事で学んだ記憶を記録するためにブログを書いています。行動原理は伊達と酔狂。好きな地形は圏谷。好きな地図投影法はパースクインカンシャル図法。GIS を使った自己紹介はこちら

-プログラミング, ArcGIS
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