グリニッジ天文台で本当の標準時子午線を探す

      2017/04/11

ロンドン訪問の最終日、ジオグラファーとしてどうしても行きたかったグリニッジ天文台を見てきました。グリニッジといえば標準時子午線が通っている場所として有名で、天文台の敷地に経度0度を示す線のモニュメントがあります。

しかし、実はそのモニュメントは現在の経度0度と異なります。現地でその辺を話しながら撮った動画です。

実は標準時子午線のモニュメントは現在の測定方法である世界測地系で測ると経度0度になりません。地球の大きさなどの定義を示した測地系というのがあって、古い測地系(OSGB36)に基づく経度0度がモニュメントの示す線になっています。そこから 130メートルぐらい東に現在の測り方(世界測地系)での経度0度があります。なのでスマホや GPSロガーなどで緯度経度を表示しながらこの辺を歩くと標準時子午線モニュメントのラインと一致しないということになるのです。同じことが明石天文台にある東経135度線のモニュメントでも(まだ行ったことないので確信はないけど、世界測地系に移行したラインが書かれていなければ)同じことが言えます。

ここにたどり着いたのが午前9時で、開館時間が午前10時、1時間は待てなかったので標準時子午線のモニュメントがまたげなかったのが残念した。もう一つ、実際に動画の中でぱしぱしカメラで撮影してますが、なぜかグリニッジ公園内で撮った写真だけがデジカメのメモリから消えてて写真が残ってません。動画だと GPSデバイスの液晶も映ってないので、あとから写真を差し込もうと思ってたら残ってないということに、、、残念すぎます。

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